2024年04月26日

Vol.58 ジャコモ・プッチーニ (2024-04-26) ※参考動画追記しました

4月のお散歩 桜さんまた来年ね!



こんばんは。松本翠です。
毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています♪
『気分はクラシック♪』58回目の今日は、 
イタリア・オペラの巨匠「プッチーニ」をテーマにお送りしました。

本名はとっても長い「ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニ」氏 ← 今日はなんとか噛まずに言えたと思います。

彼のオペラ作品には救いようのない悲劇的な展開が多く、金曜日の午後のコーナーでわざわざお伝えするのも、なんだかなぁと、テーマとして取り上げることを遠慮していたのですが、「音楽の美しさや感動には罪はない。」ということで満を持しての登場となりました。

今年でちょうど没後百年のメモリアルイヤーを迎えるプッチーニ。
プッチーニは、代々宗教音楽一家に生まれ、父はオルガニスト兼作曲家でした。
父親を5歳の頃に亡くしたため、叔父から教育を受け、14歳から教会のオルガニストとして働きはじめ
10代の半ばからは作曲も始めました。

そんな彼に転機が訪れます。18歳の頃、ヴェルディのオペラ『アイーダ』を観て感動し、
オペラ作曲家になることを決めました。

プッチーニのオペラは、
劇的なストーリー、感動的なメロディ、臨場感あふれる音楽で、観客の心をつかみました。

イタリアのトスカーナ州に、プッチーニが愛した土地「トッレ・デル・ラーゴ」があります。
この町では毎年7月から8月にかけ、「プッチーニ・フェスティバル」という名の音楽祭が開催されており、約4万人もの音楽ファンが集まります。今年も開催されるようです♪ホームページを覗いてみたら、チケット購入サイトもありましたよ。
円安と言うビハインドの風が吹いていますが、今年現地へ行かれる方、いらっしゃいましたら
楽しんできてくださいね!

プッチーニ物語。いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけてたら嬉しいです♪

今回ご紹介した曲はこちらです。

1 歌劇『つばめ』ドレッタのすばらしい夢

2 歌劇『妖精ヴィッリ』もしお前たちのように小さな花だったら

3 歌劇『蝶々夫人』ある晴れた日に

4 弦楽四重奏曲「菊の花」本日は弦楽オーケストラ版でお送りしました


5 歌劇「トゥーランドット」 - 第3幕 誰も寝てはならぬ



<放送後記>
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさんのお陰で、今日も楽しくお届けしました。
映画「テルマエ・ロマエ」でプッチーニの名曲が流れていたというのをディレクターさん本当によく覚えていらっしゃいまして、わたしももう一度あの映画を観なおしたくなっちゃいました。
最近わたしが観ているのは「4月は君の嘘」のアニメバージョンです。広瀬すずさんの映画も
好きでしたが、アニメも面白いですね 
皆さんのお勧め映画等もコメント欄で教えていただけますと、嬉しいです。


来月は5月24日の14時10分~放送を予定しています。
お時間合う方、お付き合いいただけたら嬉しいです♪
皆さま、良いゴールデンウイークをお過ごしください♪

気分はクラシック♪♪
案内人 松本翠
  


2024年03月22日

Vol.57 シュトラウス家の父子物語 (2024-03-22)

げんとすず3月の散歩だよ



こんばんは。松本翠です。
毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています♪
『気分はクラシック♪』57回目の今日は、 
ヨハン・シュトラウスをテーマにお送りしました。

クラシックを集めたCDの作曲者名にヨハン・シュトラウスⅠ・Ⅱって書いてあるのが気になった方いませんか?

父親であるヨハン・シュトラウス1世とヨハン・シュトラウス2世の父子がとんでもない不仲だったということを、金曜日の午後のコーナーでわざわざお伝えするのも、なんだかなぁと、テーマとして取り上げることを遠慮していたのですが、
この一家の救世主である「第三の男」(次男のヨーゼフ)の人生を絡め、本日はお送りしました。

華やかでドロドロした音楽の世界を避けるように、ヨーゼフは兄とは全く畑違いの技術者の道に進みました。
スペシャリストとして数多くの特許を取得し、数学関係の著作もあるほどの人物。
そんな彼の運命が変わる瞬間がありました。

病に倒れた兄の代役としてしぶしぶ作曲した曲のタイトルが
「最初の最後」 こういうネーミングセンス、好きです!

代役を務めることが、どれほど嫌だったんでしょうね!
お察しします!

しぶしぶ指揮の舞台に立った ヨーゼフの気持ちとは逆に聴衆は大絶賛。
新聞にまで彼の作品を賛美する記事が載るほど。

退くに退けなくなったヨーゼフは、大きな決断をします。
これからは、兄の代役ではなく、ヨーゼフ・シュトラウスとして
ワルツの王と称される兄と肩を並べられるよう、
音楽家の道を進もう。(後略)
ヨーゼフは、「ワルツのシューベルト」と称され、多くの作品を残しました。

今回のシュトラウス家の物語。
楽しんでいただけてたら嬉しいです♪

今回ご紹介した曲はこちらです。

1 ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
2 ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ
3 ヨハン2世&ヨーゼフ:ピチカートポルカ
4 ヨーゼフ:天体の音楽
5 ヨーゼフ:鍛冶屋のポルカ


<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさんのお陰で、今日も楽しくお届けしました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。

来月は4月26日の14時10分~放送を予定しています。
お時間合う方、お付き合いいただけたら嬉しいです♪

気分はクラシック♪♪
案内人 松本翠
  


2024年02月23日

Vol.56 世界のマエストロ 小澤征爾さん (2024-02-23) そして、ちゃわむーさんの嬉しいお知らせ✨

柴犬と吉田城



こんばんは。松本翠です。
今日はとっても嬉しいお知らせが最後にあります。

毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています♪
『気分はクラシック♪』56回目の今日は、 
2月6日に亡くなられた 世界のオザワ マエストロ小澤征爾さんをテーマにお送りしました。

指揮なんて誰がやっても同じでは?
なんなら指揮者いなくても大丈夫な気がする!


↑ ↑ こんな事思っている人がいたら、松本翠、全力で反対します!

小澤さんは、いわゆる “音楽エリート” ではなく、冒険者です。
たゆまぬ努力とフットワークの軽さ。出会った人をたちまち魅了する
人間性で世界に羽ばたいたマエストロです。

兄弟子の山本直純さんからも「お前はヨーロッパへ行って頂点を目指せ」と背中を押され、
貨物船に乗ってひとりでフランスへ渡ります。

23歳の時にブザンソン国際指揮者コンクールに挑み、
見事優勝。審査員の勧めでボストン交響楽団が夏に主宰する音楽祭に
1960年に初参加し、それを機に、翌年、レナード・バーンスタイン率いる
ニューヨーク・フィルの副指揮者に抜てきされました。
その後、カラヤンの弟子を選出するコンクールにも合格。

小澤さんは、20世紀後半の二大巨塔である
カラヤン氏とバーンスタイン氏の両方から
指揮者としての教育を受けるビッグチャンスを掴みます。
海外では数々の音楽監督、芸術監督を歴任。

日本では、斎藤秀雄先生の没後10年に
恩師の功績を讃えるメモリアルコンサート開催を発案。
世界から集まった100名以上の斎藤門下生によるコンサート成功を経て
「サイトウ・キネン・オーケストラ」が結成されます。
2000年には若手音楽家を育成する「小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクト」スタート。
小澤さんは後進の指導にも意欲を燃やし、
「自分が生涯かけて勉強したことを、若い世代に伝える事は喜びであり、
中毒性がある(ほど嬉しいこと)」と語っていました。

今回ご紹介した曲はこちらです。
※指揮はすべて小澤征爾氏


1 バッハ G線上のアリア(第2楽章) (サイトウ・キネン・オーケストラ)
2 チャイコフスキー 弦楽セレナード 作品48  (サイトウ・キネン・オーケストラ)
3 マーラー 交響曲 第5番 第4楽章アダージェット (ボストン交響楽団)
4 ヨハン・シュトラウス ラデツキー行進曲 作品228 (ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)


<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさん
のお陰で、今日も楽しくお届けしました。
前川緑さんの「どろーん」まで参加させていただきました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。

来月は3月22日の14時10分~放送を予定しています。
お時間合う方は是非♪

<とっても嬉しいお知らせ>キラキラ
いつもお世話になっているディレクターのちゃわむーさんが
先日行われた「2024 Miss SAKE 愛知大会」
なんと、グランプリに輝かれました✨

会場には、前川緑さんも応援に駆け付けられたとのこと。
今日のココラスタジオはお祝いムード一色でした

ちゃわむーさん、全国大会でも圧倒的に輝く光を放たれることでしょう!

ちゃわむーさんのInstagramをフォローして
みなさんでちゃわむーさんを応援しましょう✨


ちゃわむーさん


  


2024年01月27日

Vol.55 生誕200年のメモリアルイヤー 『スメタナ』編 (2024-01-26) 




こんばんは。松本翠です。

今年も、毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしていきます。


『気分はクラシック♪』55回目の今日は、 
チェコ音楽の創始者であり、作曲家・指揮者・ピアニストとして活躍した スメタナをテーマにお送りしました。

スメタナの代表曲、交響詩「モルダウ」は、モルダウ河の水源からやがて大河となって海にそそぐその過程を描写しています。連作の交響詩を書き始めたころ、スメタナは両耳の聴力を失い始めており、3曲目以降は、ほとんど耳が聴こえない状態だったといいます。

自国語(母国語)を使うことが許されなかった時代に生きたスメタナ。
祖国への愛情と民族主義的な色合いの強いこの作品は、国民を勇気づけ、チェコの国を象徴するような作品となりました。

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団創設50周年にあたる1946年から開催されている「プラハの春 音楽祭」はスメタナの命日である5月12日に開幕。「わが祖国」6曲全曲の演奏からスタートしていることでも、彼の音楽がいかに愛されているか垣間見ることができますね。

今回ご紹介した曲はこちらです。


1.交響詩わが祖国より 第2曲モルダウ
2.ピアノ三重奏曲 ト短調
     (娘たちを相次いで亡くした悲しみが溢れた曲。発表時は不評でしたが、リストには評価されました。その後時間の経過とともに認められるようになった曲)
3.交響詩わが祖国より 第4曲ボヘミヤの森と草原より



<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさん
のお陰で、今日も楽しくお届けしました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。

1曲1曲がとても長く、10分以上あるため
限られた時間の中で、どの曲をお届けするか、結構悩みました。
どの曲も、テーマの旋律がとても美しいので、是非聴いていただきたかったのですが、
そこに到達するまでに時間切れとなってしまいました。
もしご興味ある方は、交響詩わが祖国より 第4曲ボヘミヤの森と草原よりを最後まで聴いてみて下さい。

来月は2月23日の14時10分~放送を予定しています。
お時間合う方は是非♪

<つぶやきのようなもの>
ワンコたちの中では、パパは○○担当。ママは○○担当っていうのが決まっているみたいです。

お散歩に行きたい時は、断然パパ。
パパの様子をちらっちらっと見て、「そろそろ散歩の時間かな?」って
大人しく座って待っているのがとっても健気。
パパの方も、ワンコたちの熱い視線に早く応えてあげようと、
どんなに寒い日でも疲れていても、散歩が優先という生活をして、もうすぐ6年になります。

子犬の時の愛くるしさは文句なしで可愛いし、成長したワンコたちの可愛さ、喜怒哀楽、優しさや温かさは、
癒しそのもの。ありがたいことです。


そして、ご飯が欲しい時は、断然ママ。

ママの目の前でお座りするとご飯がもらえると思ってるみたいです。
わたしがパソコンで作業して気づかない時は、ゲンが背伸びして、わたしの肩にトントンしてきて、
「ご飯頂戴」って、とっても可愛いです。

スズちゃんは市販のドッグフードやジャーキーが大好き。
ゲンちゃんは手作りご飯の方が好きみたい。

わが家はパパがお料理上手でいろいろと作ってくれるのだけど、
わたしがキッチンで何か作っていると、「ママは僕のご飯作ってる」って期待度が増すみたい。
ヒコーキ耳で前足揃えて伏せして、こちらをじっと見ながら待っているのが、
とってもとっても可愛いです。

もしかしたら、香辛料を入れるか入れないか。で嗅ぎ分けているのかもしれないですね。
おりこうさん。

と、新年早々、親○○発言お許しください。




  


2023年12月22日

Vol.54 クリスマスに聴きたい名曲コンサート♪(2023-12-22) 





こんばんは。松本翠です。

毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています。
『気分はクラシック♪』

54回目の今日は、 「クリスマスに聴きたい名曲コンサート♪」をお送りしました。

楽しんでいただけたら嬉しいです❤

今回ご紹介した曲はこちらです。

1.White Christmas/HAUSER(チェロ)
2.The Christmas Song/HAUSER(チェロ)
3.In my life /Beegie Adair(ピアノ)
4.愛はきらめきの中に /村治佳織(ギター)
5.Joyful Joyful ~歓びの歌~ ピアノ・フルートDUO  

放送後、早速メッセージくださったAさん
いつもアプリで聴いてくださり
感想までいただき、ありがとうございます。heart

全国的に強い寒波が来ているようです。
防寒対策で乗り切りましょう!


気分はクラシック♪
案内人 松本みどり
  


2023年11月24日

Vol.53 ドイツ三大B♪ 『バッハ』編 Again (2023-11-24) 





こんばんは。松本翠です。

毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています。

『気分はクラシック♪』53回目の今日は、 
ドイツ3大Bのもう御一方、バロック時代を代表する音楽家
ヨハン・セバスティアン・バッハをテーマにお送りしました。

200年に渡って50人以上の音楽家を輩出したバッハ一族に生まれ
音楽に携わる職人として生涯をドイツの宮廷や教会の音楽家として過ごしました。

彼が9歳の時、突然、母が亡くなり、その翌年には父も亡くなってしまったのです。
8人の兄弟はみなバラバラに親戚に預けられました。
末っ子のバッハは、優秀な音楽家で教会オルガン奏者だった一番上の兄にひきとられました。
兄は、バロックの巨匠パッヘルベルの弟子でした。

兄の家には、たくさんの貴重なバロックの所蔵楽譜がありましたが、
子どもが触ることは許されません。
バッハは兄に内緒で真夜中に月明かりを頼りに・・・。

数多くの素晴らしい音楽を作ったバロックですが、
自己主張が強いタイプで、上司とも争ったとか。
大家族を養うために、よりお給料の良い働き口への
転職を何度もしていた苦労人。

あれほど崇高な音楽をお作りになった方なのに、
あらまぁ、なんと、人間的な方なんでしょう。

ちょっとだけ身近に感じる事ができました。


彼の死後、すっかり忘れられていたバッハの作品ですが、
再評価のきっかけを作ってくださったのは、
メンデルスゾーン様。
ありがとうございます!!!

現在のわたしたちが、バッハの美しい音楽に
酔いしれる事ができるのも、奇跡なのかもしれませんね。


今回ご紹介した曲はこちらです。

1. G線上のアリア
2. トッカータとフーガニ短調
3. ブランデンブルク協奏曲 第3番第1楽章
4. 平均律クラヴィーア曲集1よりプレリュード
5. 主よ、人の望みの喜びよ
6. 2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調



<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさん
のお陰で、今日も楽しくお届けしました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。
また来月も同じ時間にお会いしましょう!

<つぶやきのようなもの>
うちのゲンちゃん、ちょっとアレルギー体質みたいです。
かゆくて、すぐに掻いてしまうので、
昨日から、エリザベスカラーを付けています。
もうちょっと早く気づいてあげればよかった。
  


2023年10月27日

Vol.52 ドイツ三大B♪ 『ブラームス』を もっと知りたくて (2023-10-27) 



こんばんは。松本翠です。

毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています。

『気分はクラシック♪』52回目の今日は、 
わたしの中で好感度UP中の『ブラームス』をテーマにお送りしました。

ドイツ三大Bの一人と称される大作曲家。
クララ一家とブラームスの家族ぐるみの友情関係は終生続きます。
ロベルトの死後も、ブラームスとクララは友情を育み続け、
クララが亡くなるまでの、44年間に約800通もの手紙を交わしました。

彼は有名になってからも、非社交的な性格は相変わらずでした。

自分の気持ちを素直に表現することが苦手で、
いつも、むすっとした顔をしているので、
人は、「気むずかしい人」と呼んでいましたが、
子ども達は、純粋な瞳で彼の心の優しさを見抜き、
おじさんはこわくないよ。と、慕っていたようです。

彼は、典型的な大器晩成型の完璧主義者で、
最初の交響曲を完成させたのは、43歳の時でした。


元々贅沢にはあまり興味がなく、
着るものにもかまわず、質素な暮らしの中で、
4つの交響曲をはじめ数々の名曲を作りました。 

自分にはお金をかけない彼でしたが、
困っている人々へは惜しみなくお金を寄付していたようです。


さて、ブラームスが生きた19世紀の世界は、
まさに産業革命によってさまざまな技術が生まれました。

音楽に対しては伝統を重んじたブラームスですが、
新しい技術には誰よりも興味があった作曲家でした。

彼は、当時友人宅に持ち込まれたエジソンの蓄音機で
自身のピアノ演奏を録音したのです!

また彼は、鉄道開通と同時に
その沿線に別荘を借りるなど、
生活を豊かにするテクノロジーには
真っ先に飛びつき、
写真を撮ってもらうのも好きだったとか。

今回ご紹介した曲はこちらです。

ブラームス
 1. 愛のワルツ 第15番
 2. 交響曲 第3番 3楽章
 3. ヴァイオリン協奏曲 Op.77-1
 4. 交響曲 第1番 第4楽章
 5. ピアノ協奏曲 第二番 変ロ長調
 6. ブラームスによる1889年の蓄音機による録音
 7. 3つの間奏曲 作品117より 第2曲 変ロ短調
 8. ヴァイオリンソナタ第一番ト長調 雨の歌 第1楽章



<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさん
のお陰で、今日も楽しくお届けしました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。
また来月も同じ時間にお会いしましょう!

<つぶやきのようなもの>
雷雨が激しいですね。
帰宅後、わんちゃんの散歩へ行こうとしたパパさんが、
『空が宇宙大戦争みたいにピカピカゴロゴロしてる!!!』と、
引き返して来て無事でした。
普通の雨なら、散歩決行ですが、
さすがにこの雷雨では。。。
柴犬2匹、ただいま散歩お預け中です。
  


2023年10月15日

元気が出る吹奏楽の音楽会 メモ

4年前のゲン(撮影日:2019年10月10日)

(写真は4年前のゲン)

個人的メモです。

ここ何か月間も通信障害でBS放送が観られず。
まぁいいか。と放置していたわたしたちですが、
久しぶりにチャンネルを合わせてみたら…♪
あら、嬉しいキラキラ
通信が一時不安定になったものの、最後まで番組を楽しむことができましたheart

…ということで、久しぶりに『題名のない音楽会icon』を楽しむことができた記念メモですicon

1:アフリカン・シンフォニー (V.マッコイ作曲)
  魂揺さぶるほるんの雄叫び
  大きな音=遠くにいる人に届くように
  吹奏楽的ソウルミュージック

2:エル・クンバンチェロ (R.エルナンデス作曲)
  ノリッツノリのボンゴ&コンガ
  パーカッションチーム
  打楽器でノリを作る
  正確なリズムを刻む
  グルーヴの波を観客に届ける
  吹く人も楽しい

3:ディスコ・キッド (東海林 修作曲 )
  心踊るクラリネットのソロパート
  自分が元気な時の音色を覚えておく
  ディスコブームの1977年

シエナ・ウィンド・オーケストラ 
指揮:田中祐子

<題名のない音楽会公式サイトはこちらから>
<題名のない音楽会ブログはこちらから>
  


Posted by グリーン&グリーン♪  at 08:57Comments(0)音楽

2023年10月09日

『鑑賞ノート』 秋のコンサート フランスの香りをたっぷりと♪ 




フランスの香り溢れるコンサートが開催されるということで

月曜日の午後、主人を誘い、行ってきました。

生演奏はやっぱりいいですね。

なんかもう、わたしの涙腺、弱かったです。



なんと温かく、優しく、豊かで華やかな音色でしょう!

音色の美しさ。そして、アンサンブルの美しさに魅せられ、

癒された贅沢な時間でした。




白鳥 愛の讃歌 等の美しい名曲の数々。

クラシック、映画音楽がバランスよく彩られ。

この上ない歓びに浸ることができました。

そして、アンコールがあの曲。

もうひれ伏したいほどでした!

出演された皆様、ありがとうございました。

#San-En響遊コンサート
#鈴木健二郎(フルート)
#井川愛  (ヴァイオリン)
#伊藤有希子(ソプラノ)
#山口亜希子(ピアノ)
#鈴木雅子(ピアノ)
  


Posted by グリーン&グリーン♪  at 22:09Comments(0)音楽クラシック名曲気分はクラシック♪♪お出かけメモ地元の話題

2023年09月23日

Vol.51 200年前の推し♪ 憧れの『クララ・シューマン』と3人の男性 (2023-9-22) 

弾丸ドライブに付き合ってくれてありがとう




おはようございます。松本翠です。

毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています。

『気分はクラシック♪』51回目の昨日は 
19世紀で最も活躍した女流ピアニスト クララ・シューマンをテーマにお送りしました。

わずか11歳で本格プロデビューを果たし「天才少女」と讃えられた彼女は
時代に翻弄されながらも、芸術家として、教師として、母として、
素晴らしい足跡を残しました。


彼女に付けられた「クララ」と言う名前は、
「光り輝く人」という意味で、
彼女がピアニストとして活躍する期待を込めて名付けられました。

体力作りのために1日3時間の散歩が課せられ、
1日中音楽の勉強をしたクララ。

父から教わったことは、『楽譜には作曲家の考えが全部詰まっている。
それを理解し、音楽にするのがピアニストの役目だ。
すべての音には意味がある。感情をこめて弾くように』ということでした。
ピアニストとして暗譜での演奏を始めたのもクララです。

結婚後は生活費を稼ぐ為、
そして、夫ロベルトの作品を心から愛し、世に広めるため、
クララはこどもを育てながら、演奏活動を続け、
夫亡きあとも、ロベルト・シューマンの
全作品の楽譜をまとめ編纂にあたりました。
その後、音楽院の教授も務め、後世のピアノ教育に多大な影響を与えました。

シューマン夫妻がその才能を認めたのが当時20歳だったブラームス。
ドイツ三大Bの一人と称される大作曲家となります。
苦境に立たされたクララと子供達を、ブラームスは献身的に支え、
そしてクララ一家とブラームスの家族ぐるみの友情関係は終生続きます。
ロベルトの死後も、ブラームスとクララは友情を育み続け、
クララが亡くなるまでの、44年間に約800通もの手紙を交わしました。

今回ご紹介した曲はこちらです。

クララ・シューマン作曲
 スケルツォ第2番 ハ短調 作品14 
 3つのロマンス 作品11 第3曲   
 ヴァイオリンとピアノのための3つのロマンス Op.22 第1~3楽章    

ロベルト・シューマン作曲
 こどもの情景から 見知らぬ国より
 トロイメライ 




<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさん
のお陰で、今日も楽しくお届けしました。

憧れのクララ・シューマンの生涯を
美しくお届けしたつもりでしたが、
最後のトークコーナーでは、
ちょっと羽目を外してしまいました。ごめんなさい。

また、今回もカミカミ癖がでてしまったことを
深く反省しております。

<つぶやきのようなもの>
先日、家族の用事で
0泊2日の弾丸ドライブをしたのですが、
どうしても置いていけず
老いた母と、2匹の柴犬にも付き合ってもらいました。

今日の一枚は、
途中のサービスエリアで
束の間、お散歩したときのすずちゃんの写真です。

みなさま、素敵な秋をお過ごしくださいね
また来月も同じ時間にお会いしましょう!