2024年04月26日
Vol.58 ジャコモ・プッチーニ (2024-04-26) ※参考動画追記しました
こんばんは。松本翠です。
毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています♪
『気分はクラシック♪』58回目の今日は、
イタリア・オペラの巨匠「プッチーニ」をテーマにお送りしました。
本名はとっても長い「ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニ」氏 ← 今日はなんとか噛まずに言えたと思います。
彼のオペラ作品には救いようのない悲劇的な展開が多く、金曜日の午後のコーナーでわざわざお伝えするのも、なんだかなぁと、テーマとして取り上げることを遠慮していたのですが、「音楽の美しさや感動には罪はない。」ということで満を持しての登場となりました。
今年でちょうど没後百年のメモリアルイヤーを迎えるプッチーニ。
プッチーニは、代々宗教音楽一家に生まれ、父はオルガニスト兼作曲家でした。
父親を5歳の頃に亡くしたため、叔父から教育を受け、14歳から教会のオルガニストとして働きはじめ
10代の半ばからは作曲も始めました。
そんな彼に転機が訪れます。18歳の頃、ヴェルディのオペラ『アイーダ』を観て感動し、
オペラ作曲家になることを決めました。
プッチーニのオペラは、
劇的なストーリー、感動的なメロディ、臨場感あふれる音楽で、観客の心をつかみました。
イタリアのトスカーナ州に、プッチーニが愛した土地「トッレ・デル・ラーゴ」があります。
この町では毎年7月から8月にかけ、「プッチーニ・フェスティバル」という名の音楽祭が開催されており、約4万人もの音楽ファンが集まります。今年も開催されるようです♪ホームページを覗いてみたら、チケット購入サイトもありましたよ。
円安と言うビハインドの風が吹いていますが、今年現地へ行かれる方、いらっしゃいましたら
楽しんできてくださいね!
プッチーニ物語。いかがでしたでしょうか?楽しんでいただけてたら嬉しいです♪
今回ご紹介した曲はこちらです。
1 歌劇『つばめ』ドレッタのすばらしい夢
2 歌劇『妖精ヴィッリ』もしお前たちのように小さな花だったら
3 歌劇『蝶々夫人』ある晴れた日に
4 弦楽四重奏曲「菊の花」本日は弦楽オーケストラ版でお送りしました
5 歌劇「トゥーランドット」 - 第3幕 誰も寝てはならぬ
<放送後記>
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさんのお陰で、今日も楽しくお届けしました。
映画「テルマエ・ロマエ」でプッチーニの名曲が流れていたというのをディレクターさん本当によく覚えていらっしゃいまして、わたしももう一度あの映画を観なおしたくなっちゃいました。
最近わたしが観ているのは「4月は君の嘘」のアニメバージョンです。広瀬すずさんの映画も
好きでしたが、アニメも面白いですね
皆さんのお勧め映画等もコメント欄で教えていただけますと、嬉しいです。
来月は5月24日の14時10分~放送を予定しています。
お時間合う方、お付き合いいただけたら嬉しいです♪
皆さま、良いゴールデンウイークをお過ごしください♪
気分はクラシック♪♪
案内人 松本翠
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