2024年03月22日
Vol.57 シュトラウス家の父子物語 (2024-03-22)
こんばんは。松本翠です。
毎月第四金曜日の午後、前川緑さんと共に 名曲の雫(しずく)をお届けしています♪
『気分はクラシック♪』57回目の今日は、
ヨハン・シュトラウスをテーマにお送りしました。
クラシックを集めたCDの作曲者名にヨハン・シュトラウスⅠ・Ⅱって書いてあるのが気になった方いませんか?
父親であるヨハン・シュトラウス1世とヨハン・シュトラウス2世の父子がとんでもない不仲だったということを、金曜日の午後のコーナーでわざわざお伝えするのも、なんだかなぁと、テーマとして取り上げることを遠慮していたのですが、
この一家の救世主である「第三の男」(次男のヨーゼフ)の人生を絡め、本日はお送りしました。
華やかでドロドロした音楽の世界を避けるように、ヨーゼフは兄とは全く畑違いの技術者の道に進みました。
スペシャリストとして数多くの特許を取得し、数学関係の著作もあるほどの人物。
そんな彼の運命が変わる瞬間がありました。
病に倒れた兄の代役としてしぶしぶ作曲した曲のタイトルが
「最初の最後」 こういうネーミングセンス、好きです!
代役を務めることが、どれほど嫌だったんでしょうね!
お察しします!
しぶしぶ指揮の舞台に立った ヨーゼフの気持ちとは逆に聴衆は大絶賛。
新聞にまで彼の作品を賛美する記事が載るほど。
退くに退けなくなったヨーゼフは、大きな決断をします。
これからは、兄の代役ではなく、ヨーゼフ・シュトラウスとして
ワルツの王と称される兄と肩を並べられるよう、
音楽家の道を進もう。(後略)
ヨーゼフは、「ワルツのシューベルト」と称され、多くの作品を残しました。
今回のシュトラウス家の物語。
楽しんでいただけてたら嬉しいです♪
今回ご紹介した曲はこちらです。
1 ヨハン・シュトラウス1世:ラデツキー行進曲
2 ヨハン・シュトラウス2世:美しく青きドナウ
3 ヨハン2世&ヨーゼフ:ピチカートポルカ
4 ヨーゼフ:天体の音楽
5 ヨーゼフ:鍛冶屋のポルカ
<放送後記>
パーソナリティ前川緑さん・ディレクターちゃわむーさんのお陰で、今日も楽しくお届けしました。
お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。
来月は4月26日の14時10分~放送を予定しています。
お時間合う方、お付き合いいただけたら嬉しいです♪
気分はクラシック♪♪
案内人 松本翠
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Posted by グリーン&グリーン♪
at 23:45
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